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北朝鮮、違法な瀬取り13件・20回目

2019年6月18日、外務省が、北朝鮮船舶による、違法な瀬取り疑い事案を確認したと発表。
     
瀬取りとは、船舶による洋上での物資の積替え。
   
5月13日未明から14日午前にかけて、北朝鮮船籍タンカー・AN SAN1(アンサン1)号と船籍不明の2隻の小型船舶が東シナ海の公海で、 合計6回、接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の護衛艦が確認しました。
     
船舶は、いずれも接舷した上で蛇管(ホース)を接続しており、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」の可能性が高い事案です。
     
なお、北朝鮮船籍タンカー・AN SAN1(アンサン1)号は、国連安保理・北朝鮮制裁委員会から資産凍結・入港禁止の対象に指定された船舶です。
   
*日本が確認した北朝鮮の瀬取りが疑われる事案は、これで13件目。回数としては20回目です
  
■北朝鮮・違法な瀬取り疑い事案
・2018年1月20日未明、北朝鮮船籍タンカー・Rye Song Gang 1号とドミニカ国船籍タンカー・Yuk Tung号が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
    
・2018年2月13日未明、北朝鮮船籍タンカー・Rye Song Gang 1号とベリーズ船籍タンカー・Wan Heng 11号が東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
      
・2018年2月16日昼、北朝鮮船籍タンカー・Yu Jong 2号と船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のせんだいとP-3Cが確認。
     
・2018年2月24日深夜、北朝鮮船籍タンカー・Chon Ma San号とモルディブ船籍のXin Yuan 18号が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
       
・2018年5月19日未明、北朝鮮船籍タンカー・JI SONG 6号と中国国旗とみられる旗を掲揚した船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊のP-3Cが確認。
       
・2018年5月24日昼、北朝鮮船籍タンカー・SAM JONG 2号と、MYONG RYU 1との表示がある船籍不明のタンカーが、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の護衛艦が確認。
    
・2018年6月21日朝、北朝鮮船籍タンカー・YU PHYONG 5号と、船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の補給艦が確認。
翌22日朝も、北朝鮮船籍タンカー・YU PHYONG 5号が接舷(横付け)していたことを確認。
     
・2018年6月29日、北朝鮮船籍タンカー・AN SAN 1号と、船籍不明の船舶が、東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の護衛艦が確認。
    
・2018年7月31日深夜、北朝鮮船籍タンカー・NAM SAN 8号と、船籍不明の船舶が東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の補給艦が確認。

・2019年1月18日午後、北朝鮮船籍タンカー・AN SAN 1号と、船籍不明の小型船舶が東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の補給艦が確認。
     
・2019年3月2日未明、北朝鮮船籍タンカー・SAEBYOL(セビョル)号と、船籍不明の小型船舶が東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の補給艦が確認。
       
・2019年3月20日午前、北朝鮮船籍タンカー・YU SON(ユソン)号と、秦皇島との表示がある船籍不明の小型船舶が東シナ海の公海上で接舷(横付け)していることを、海上自衛隊の護衛艦が確認。
20日深夜にも、YU SON(ユソン)号と、船籍不明の小型船舶が接舷(横付け)していることを確認。
       
・2019年5月13日未明から14日午前にかけて、北朝鮮船籍タンカー・AN SAN1(アンサン1)号と船籍不明の2隻の小型船舶が東シナ海の公海で、合計6回、接舷(横付け)していることを確認。
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