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FOMC、6月も政策金利を維持

2019年6月19日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利の維持を決めました。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利を引き上げました。
        
その後、2016年12月、2017年3月、6月、12月、2018年3月、6月、9月、12月のFOMCにおいて、政策金利を毎回0.25%づつ引き上げ、現在の政策金利は2.25-2.50%です。
    
今回のFOMCは、賛成9名、反対1名で、政策金利の維持を決めました。
反対票を投じたジェームズ・ブラード委員(セントルイス連邦準備銀行・総裁)は、政策金利の0.25%引き下げを主張しました。
    
なお、次回のFOMCは、7月30日、31日に開催されます。

【FOMC声明概要:2019月6月19日】
■現状について
・経済活動は、緩やかに上昇している。
・労働市場は、堅調である。
・設備投資は、軟調である。
・家計支出は、持ち直している。
・インフレ率は、年2%を下回っている。
        
*前回(5月)と比べ、経済活動が「堅調に上昇している」から「緩やかに上昇している」に、設備投資が「伸びが鈍化している」から「軟調である」に、家計支出が「伸びが鈍化している」から「持ち直している」に変わりました

■金融政策について
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利(2.25-2.50%)を維持する。
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