くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
レオパレス21、消防法不適合267楝

2019年7月12日、レオパレス21は、消防法に不適合な共同住宅が267楝確認されたと発表。
   
レオパレス21(東京都中野区)は、共同住宅(アパート)の建築請負・賃貸を中心とする、大手不動産会社。
2018年4月以降、レオパレス21の共同住宅において、界壁不備が発覚し、問題となっています。
     
今年2月26日には、レオパレス21が施工した共同住宅において、耐火構造仕様が不適合であることが、外部からの通報で発覚しました。
 
現在、同社は共同住宅の現地調査や改修を行っています。
 
7月12日、レオパレス21が、施工した267棟の共同住宅において、界壁、外壁、天井部が耐火構造仕様に不具合があり、消防法などに違反するおそれがあることを発表。
  
さらに、3964棟の共同住宅についても調査中であることや、この状況について、担当官庁の消防庁に報告を行なったことも発表しました。
   
なお、消防法などへの不適合は、現在、行っている改修で解消される見込みです。
      
■レオパレス21・共同住宅問題
2018年4月以降、レオパレス21の共同住宅において、界壁不備や耐火構造仕様に不適合が発覚した問題。
    
2018年4月、レオパレス21において、共同住宅の界壁不備が発覚。
以後も、界壁不備が発覚し、国土交通省が是正指導を行ないました。
   
2019年2月26日、レオパレス21が施工した共同住宅において、耐火構造仕様が不適合であることが、外部からの通報で発覚。
国土交通省は、通報を受け、同社に事実確認を行うよう指示。
     
2019年5月28日、レオパレス21は、2240楝ある耐火建築物(共同住宅)のうち204棟について、現地調査の結果を発表。
     
204楝のうち63棟において、耐火構造仕様が不適合となっていました。
2240棟のうち未調査の2036棟の界壁の耐火性能についても、調査を行う方針。
       
この報告を受け、5月29日、国土交通省は、関係者へ丁寧な説明、特定行政庁へ報告、改修の迅速な実施、原因究明及び再発防止策の報告、相談窓口の設置を指示しました。      
2019年5月29日、レオパレス21は、深山英世社長を含む社内取締役7人が退任することを発表しました。
 
2019年7月12日、レオパレス21は、消防法に不適合な共同住宅が267楝確認されたことをと発表。さらに残る3964棟の共同住宅についても調査中であることを発表しました。
ニュースINDEX.2019年7月中旬
★経済・国内
『建設・住宅』
    ページのトップへ