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イスラエル、パレスチナ人の建物を破壊

2019年7月25日、外務省は、イスラエルがパレスチナ人の建物を取り壊したことについて、外務報道官談話を発表。
   
7月22日(現地時間)、イスラエル政府当局は、東エルサレムに隣接するスール・バーヒル村ワディ・フンムス地区において、パレスチナ人が所有する約10棟の建物を取り壊しました。
   
建物の多くは、オスロ合意により、パレスチナ自治政府が管轄権を有するA地区、及びB地区に位置しています。
 
この事態を受けての外務報道官談話。
      
深い憂慮の意を表明するとともに、今回の事案は「二国家解決」を実現しようとする国際社会の努力に逆行するものであると断じた。
     
また、イスラエル・パレスチナ間の問題は、信頼に基づく直接交渉によってのみ解決されるものであり、和平に向けた努力を粘り強く継続するよう求めました。
    
■最近のイスラエル・パレスチナ情勢
イスラエルが、国際法違反の入植活動を続けており、パレスチ側が強く反発しています。
      
2019年4月4日、イスラエルの民生局高等計画委員会がヨルダン川西岸における、少なくとも3659棟の住宅建設計画を承認。
     
2018年12月には、イスラエルの民生局高等委員会が西岸での2191棟の住宅建設計画を承認。
2018年8月にも、西岸での1004棟の住宅建設計画を承認しています
   
これに対し、2019年3月25日、ガザ地区から発射されたロケット弾が、イスラエルのテルアビブ北方近郊ミシュメレトの民家に着弾。複数の民家や自動車が損傷するとともに、民間人7名が負傷。
     
2019年5月4日、ガザ地区から多数のロケット弾が発射され、ガザ地区近郊アシュケロンの民家などに着弾、イスラエル人4名が死亡。
 
このガザ地区からのロケット弾に対し、イスラエル軍はガザ地区内の武装勢力拠点を攻撃。多数の死傷者(24名が死亡、154名が負傷)が発生しています。
   
7月22日、イスラエルは、東エルサレムに隣接するスール・バーヒル村ワディ・フンムス地区において、パレスチナ人が所有する約10棟の建物を取り壊しました。
     
建物の多くは、オスロ合意により、パレスチナ自治政府が管轄権を有するA地区、及びB地区に位置しています。
シークザジパング
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