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八朔、祇園で挨拶回り、夏の風物詩

2019年8月1日、京都・祇園で、夏の風物詩・八朔行事が行われました。

八朔は、8月1日に、芸妓や舞妓が、日頃のお世話になっているお茶屋や芸事の師匠宅へあいさつ回りを行う伝統行事。
    
今年も、9時には気温が30℃を超える中、黒紋付き姿の芸妓や舞妓が、涼しい顔でお茶屋や芸事の師匠宅へあいさつ回りを行ないました。
 
*2019年の8月1日も晴れて、11時過ぎに気温が35℃を超える猛暑日となりました

■八朔(はっさく)
八月朔日の略で、旧暦の8月1日のこと。
あるいは、この8月1日に行われる風習を指します。

後者は元々、古くからある農家の風習。
早生の稲が実りをむかえる八朔に、初穂を日頃お世話になっている人に贈る風習です。

この風習が、時代が進むと農家以外にも広がり、京都の花街では、芸妓や舞妓がお茶屋や芸事の師匠宅にあいさつ回りする伝統行事となりました。
    
なお、現在では、新暦の8月1日に行われています。

例年8月1日の京都は、猛暑となっているが、黒紋付の正装姿の芸妓や舞妓が涼しい顔で祇園界隈を歩く姿は、京都の夏の風物詩となっている。
    
*見学は、8月1日の午前中、四条花見小路あたりがお勧め
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