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シリア憲法委員会の設立が合意、歓迎

2019年9月24日、外務省は、シリア憲法委員会の設立が合意されたことについて、外務報道官談話を発表。
  
シリアは、2011年以来、各地で反政府勢力と政府当局との間で武力衝突が発生、約25万人の死者、約650万人の国内避難民が発生し、周辺諸国に約480万人の難民が流出しました(2016年6月現在、国連発表)。
 
この事態を受け、2016年以降、国連の仲介の下、政治的解決に向けて、シリア政府と反体制派との間で協議が続けられています。
     
9月23日(現地時間)、シリア政府と反体制派(シリア交渉委員会)が、国連の仲介の下、憲法委員会の設立に合意しました。
      
憲法委員会は、政治的解決に向けて、新憲法を起草するための委員会。
2018年1月のシリア国民対話会議において、設置が合意された後、国連の仲介の下、設立に向けた交渉が行われてきました。
      
外務報道官談話は、憲法委員会の設立が合意されたことを受けてのもの。
歓迎を表わすとともに、ペデルセン国連特使の努力に評価を表明しました。
   
また、憲法委員会の設立合意が、政治プロセスの実質的な進展へつながることに期待を表わしました。
ニュースINDEX.2019年9月下旬
★政治・国際
『シリア』
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