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関西電力の役員、3億2千万円を受け取る

2019年9月27日、大阪市内で関西電力の岩根茂樹社長が記者会見を開き、同社の役員20人が福井県高浜町の元助役から合わせて3億2000万円の金品を受け取っていたことを公表しました。
    
高浜町は、関西電力の原子力発電所(高浜原発)がある町で、今回の資金は、原発の関連工事を請け負う建設会社が提供。
元助役を通じ、過去7年間に、中元や歳暮、就任祝いの名目で、3億2000万円の現金や物品が関西電力の役員に渡ったもの。
 
金品を受け取っていた役員には、現在の八木誠会長や岩根社長も含まれています。
国税当局の調査で発覚、関西電力が内部調査を行い、今回の公表となりました。
          
記者会見で岩根社長は、調査の結果、見返りとなるような行為は無く、工事発注や発注額についても適切であったと述べました。
   
また、受け取った金品について、儀礼の範囲内以外はすでに返却していると発言しました。
 
*事実関係については、当事者である関西電力が公表したもの。今後、関係機関(国税、監督官庁、警察、検察)の調査や捜査により、事実関係が変わってくる場合もあります
ニュースINDEX.2019年9月下旬
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