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オマーン、自衛隊の活動に協力

2020年1月14日、中東を訪問中の安倍総理が、オマーンで、アスアド副首相兼国王特別代理と会談を行ないました。
     
オマーンは、中東からの原油輸送の要所に位置し、日本が派遣する自衛隊も、同国と周辺海域で活動を行ないます。
   
外務省によると、会談は中東情勢について話し合い、地域の平和と安定に向けて協力していくことで一致しました。
 
また、安倍総理が、同地で行われる自衛隊の情報収集活動を説明。
これに対し、アスアド副首相兼国王特別代理が、日本の取組を高く評価し、協力していきたいと応じました。
    
【中東における自衛隊の活動】
2019年12月27日の閣議と国家安全保障会議で決定した、中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する取組。
   
中東地域の緊張が高まり、同地域において船舶が攻撃される事件が多数発生し、2019年6月には日本の船舶も被害を受ける事態となりました。
   
この事態を受け、安全確保に必要な情報収集を強化することが必要と判断。
  
情報収集活動のため、中東へ護衛艦1隻と哨戒機P-3Cを派遣することを決めました。
情報収集活動の範囲は、オマーン湾、アラビア海北部、バブ・エル・マンデブ海峡東側のアデン湾。
   
補給などは、当該三海域が面する港へ寄港し行ないます。
   
また、事態が悪化した場合には(船舶の護衛が必要となった場合)、自衛隊法第82条の規定に基づき、海上警備行動(護衛行動)を発令することも決定しました。
   
活動期間は、2019年12月27日から、2020年12月26日までの1年間。
ニュースINDEX.2020年1月中旬
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