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新型肺炎、日本で2例目を確認

2020年1月24日、厚生労働省は、東京において、国内2例目となる新型コロナウイルス肺炎の患者が発生したと発表。
 
新型コロナウイルス肺炎は、中国・湖北省武漢において発生した新型のコロナウイルスによる肺炎。
1月23日現在、中国では、新型のコロナウイルスによる肺炎が、571例(死亡17例)、報告されています。
  
今回の感染者は、中国・武漢から入国した40代の中国人男性。
1月14日から発熱するも小康状態となったため、1月19日、家族とともに日本へ入国。
      
1月20日に医療機関を受診するも、肺炎の診断は無く、経過観察となりました。
1月22日に発熱、咽頭痛が持続するため、再度、医療機関を受診、肺炎が認められたため、東京都内の医療機関に入院しました。
   
1月24日に国立感染症研究所が、新型コロナウイルスによる肺炎であると確認しました。
   
日本での新型コロナウイルスによる肺炎は、これで2例目。
いずれも、中国・武漢から入国した中国人です(輸入症例)。
   
【新型コロナウイルス・肺炎】
中国・湖北省武漢において発生した新型のコロナウイルスによる肺炎。
      
コロナウイルスは、重度となる症状を引き起こすウイルス。
ヒトからヒトの感染については、簡単に感染するものもあれば、伝染りにくいものもあります。
    
現在、新型については、関係機関で詳しい調査が行なわれています。
       
なお、外務省は、中国・武漢に感染症危険レベル2(不要不急の渡航は中止)、武漢以外の中国全土に感染症危険レベル1(十分注意)を発表しています。
   
■経緯
2020年1月5日、世界保健機関(WHO)は、中国・湖北省武漢において、原因不明の肺炎が発生したと発表。
     
2020年1月9日、中国当局が、入院中の肺炎患者から新型のコロナウイルスを特定。
  
2020年1月12日、中国当局は、新型のコロナウイルスによる肺炎が、41例(うち重症7例、死亡1例)と、WHOに報告しました。
  
2020年1月20日、中国当局は、新型のコロナウイルスによる肺炎が、201例(うち重症・重篤44例、死亡3例)と発表。

2020年1月21日、中国当局は、新型コロナウイルスによる肺炎が、218例(死亡4例)と発表。
     
2020年1月22日、中国当局は、新型コロナウイルスによる肺炎が、440例(死亡9例)と発表。
     
2020年1月23日、中国当局は、新型コロナウイルスによる肺炎が、571例(死亡17例)と発表。

同日、世界保健機関(WHO)の緊急委員会において、中国で流行している新型コロナウイルス肺炎は、現時点、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」に当たらないとの判断を下しました。
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