初不動、天候は極端でも各地で賑わう
1月28日は、初不動。
その年最初の不動明王の縁日です。
不動明王は、密教で信仰される明王で、大日如来の化身とされています。
毎月28日が不動明王の縁日で、全国各地の密教系のお寺で開催されています。
その年、最初となる1月28日の縁日は初不動と呼ばれ、いつも以上の賑わいとなり、1月の風物詩になっています。
今年も、不動明王を祀る各地の寺院で、神事や縁日が行われました。
関東三不動のひとつ・高幡不動尊(東京都日野市)でも、雨の中、だるま市(初不動)が開催され、多数の人出で賑わいました。
なお、同日は北日本、東日本で雨または雪の天気となり、寒い1日になりましたが、西日本では好天となり、暖かい空気が流れ込んだ影響で気温も非常に高くなりました。
大阪では、最高気温が4月中旬並の19℃まで上昇しました(平年より10℃高い気温)。
■高幡不動尊の初不動
毎年1月28日に開催される縁日。
約100軒の露店が出店し、多数の参拝者が訪れ、終日、賑わいます。
また、関東各地から集まった、だるま屋が並び、だるま市と呼ばれています。
*高幡不動尊…東京都日野市高幡733。京王・高幡不動駅下車、徒歩5分
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