桜前線、石垣島で開花、13日遅い
2020年1月29日、気象庁は、石垣島で桜(ヒカンザクラ)が開花したと発表。
平年より13日遅い開花となりました。
なお、今季のヒカンザクラは、1月6日に平年より12日早く、沖縄本島で開花しています。
石垣島は、この本島での開花に次ぐもの。
*宮古島(平年値は1月16日開花)や南大東島(平年値は1月20日開花)では、まだ開花していません
■ヒカンザクラ:緋寒桜
沖縄、奄美地方でもっとも一般的な桜(自生している桜)で、カンヒザクラ(寒緋桜)とも呼ばれます。
花は、暗紅紫色あるいは桃紅色をしており、下向きに半開して咲きます。
沖縄、奄美地方では、桜の標本木(基準となる桜)となっています。
■生物季節観測
植物や動物の状態が、季節によって変化する現象について行なう観測。
生物に及ぼす気象の影響を知るとともに、その観測結果から季節の遅れや進み、気候の違いなど、総合的な気象状況の推移を知る目的で観測を行っています。
代表的な指標植物に、桜や梅があります。
なお、開花は、基準となる標本木に5~6輪の花が咲いたときです。
|
|
|
|
|
|
|
|
満開時のヒカンザクラ |
|
|
|
|