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ICJ裁判官選挙、岩澤雄司氏が再選

2020年11月13日、外務省が国際司法裁判所(ICJ)・裁判官選挙について、外務大臣談話を発表。
     
11月12日(アメリカ東部時間)、国連総会で国際司法裁判所の裁判官選挙が行われ、岩澤雄司ICJ裁判官が再選されました。
  
岩澤ICJ裁判官は2018年6月、小和田恆・前裁判官の辞任に伴う裁判官補欠選挙で初当選し、今回が2回目の裁判官選挙。
      
前日(11月11日)に行われた国連・安保理で満票(15票)を得、12日の国連総会でも169票を獲得、今回の裁判官選挙(当選5名)においてトップ当選を果たしました。
    
この岩澤ICJ裁判官の再選を受けての外務大臣談話。
    
再選を歓迎するとともに、国際社会における法の支配推進のため、積極的に貢献していくことを表明しました。
  
なお、岩澤ICJ裁判官の任期は、2021年2月6日から9年間(2030年2月5日まで)です。
  
■国際司法裁判所(ICJ)
国際法に基づく国家間の紛争の平和的解決を任務として、1945年に設立された国連の「主要な司法機関」。
    
オランダのハーグに所在し、裁判官15名(任期9年)で構成されています。
     
国家間の裁判を行うほか、国連の諸機関の求めに応じ、法律問題に勧告的意見を述べることができます。
     
なお、ICJ裁判官選挙において当選するには、国連総会及び安全保障理事会の双方で、絶対多数(総会においては国連加盟国の過半数である97票、安保理においては8票)を獲得することが必要です。
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