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はやぶさ2のカプセル、相模原に到着

2020年12月8日、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰ったカプセルが、宇宙航空研究開発機構・相模原キャンパス(神奈川県相模原市)に到着しました。
  
はやぶさ2は、宇宙航空研究開発機構が打ち上げた小惑星探査機。
   
2014年に打ち上げられ、2019年に地球近傍小惑星 「リュウグウ」へ着陸し、サンプル(土壌)を採取。
     
2020年12月6日に地球へ帰還し、サンプルを収めているカプセルがオーストラリアのウーメラ砂漠に着陸。
      
同日、回収され、12月8日、宇宙航空研究開発機構・相模原キャンパスへ移送されました。
 
■はやぶさ2
宇宙航空研究開発機構が打ち上げた小惑星探査機。
     
小惑星・イトカワに着陸し、2010年に地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の後継機。
  
小惑星探査機は、太陽系の起源・進化と、生命の原材料物質の解明(生命誕生の解明)を目指しています。
   
2014年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、2019年2月22日、地球近傍小惑星 「リュウグウ」に着陸。
 
その後、小惑星・リュウグウのサンプル(土壌)を採取しました。
 
2020年12月6日、地球に帰還し、本体から切り離されたカプセルがオーストラリアのウーメラ砂漠に着陸。
      
同日、回収され、12月8日、宇宙航空研究開発機構・相模原キャンパスへ移送されました。
   
■はやぶさ
宇宙航空研究開発機構が打ち上げた小惑星探査機。
     
2003年5月9日に内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げられ、2005年9月、アポロ群の小惑星・イトカワに到達。
     
2005年の11月20日と26日に、イトカワへの着陸に成功し、表面のサンプル(岩石質微粒子)を採集。
     
2010年6月13日、地球に帰還し、はやぶさ本体から切り離された、サンプルを収めているカプセルが、南オーストラリアのウーメラ砂漠に着陸。
   
調査の結果、サンプル(岩石質微粒子)は、小惑星・イトカワのものと確認されました。
    
なお、はやぶさ本体は、地球の大気中で燃え尽きました。
     
*参考…JAXA・小惑星探査機
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