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ベネズエラの国会議員選挙、強い懸念

2020年12月8日、外務省がベネズエラの国会議員選挙について、外務報道官談話を発表。
   
ベネズエラは、2013年にチャベス大統領が死去した後、治安の悪化が進み、さらにハイパーインフレーションや原油生産の減少などにより、経済が逼迫。
   
2018年には、周辺国への避難民が約220万人に達しました。
 
政治も、チャベス政権を継承するマドゥーロ大統領と野党との間で、激しい衝突が続き、現在では二人の大統領が存在する事態となっています。
 
12月6日(現地時間)、ベネズエラにおいて国会議員選挙(投票率31%)が実施されましたが、グアイド暫定大統領率いる主要野党を含む37政党が、選挙実施手続に疑義があるとしてボイコット。
   
アメリカ、EUなど、国際社会も自由・公正な選挙でないと批判しましたが、同日、与党側が勝利を宣言しました。
  
この事態を受けての外務報道官談話。
 
選挙に疑義が生じていることに対し、強い懸念を表明するとともに、民主主義の回復に向けて取組を進めるよう要請しました。
ニュースINDEX.2020年12月上旬
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