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師走の風物詩・事始め、今年は静かに

12月13日は、事始め
     
正月を迎えるための準備を始める日とされ、各地で大掃除や餅つき、すす払いなどが行われます。

今年は大掃除やすす払いなどは行われましたが、新型コロナウイルス肺炎・感染拡大防止のため、人が密となる行事は中止となりました。
  
京都の花街で行われている芸妓や舞妓さんの挨拶まわり(事始め)も、新型肺炎の感染が拡大している影響で中止となりました。
       
*13日午前に行われる、芸妓や舞妓さんによる挨拶まわりが、京都の年末の風物詩となっています
     
■事始め(ことはじめ)
正月を迎えるための準備を始める日。
正月事始めとも言います。

12月13日は、江戸時代に使われていた暦では、鬼宿日(きしゅくにち)となっていました。
       
鬼宿日は、「婚礼以外、万事に大吉」とされる日です。
このため、江戸時代には縁起の良い日とされる12月13日から、迎春準備を始めました。

その後、12月13日を鬼宿日とする暦は廃れましたが、12月13日に迎春準備を始める風習は続きました。
        
現在でも、多くの地域で12月13日から正月の準備を始めています。
       
*正月を迎えるための準備…大掃除や餅つき、すす払いなど
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