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山下真理氏、UNMIK事務所長に

2020年12月22日(日本時間23日)、グテーレス国連事務総長が、山下真理(やましたまり)氏を国連事務総長代表兼国連コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)ベオグラード事務所長に指名すると発表しました。
  
山下氏は1990年から国連に勤務し、国連ネパール政治ミッション(UNMIN)政務部長、国連広報センター東京事務所長などを歴任した後、2017年から現在まで国連政務平和構築局アジア太平洋部次長を務めています。
   
■国連コソボ暫定行政ミッション
1999年6月に国連・安保理決議により設立された、コソボの行政を担当する国連組織。
   
1998年、セルビアの自治州であったコソボ(アルバニア人が90%以上を占める)において、独立を求めるアルバニア人とセルビアとの間で戦闘が勃発。
   
事態解決のため、1999年3月から北大西洋条約機構(NATO)がセルビアを空爆。
同年6月、セルビア軍がコソボから撤収した。
   
同月、国連・安保理は決議第1244号を採択し、コソボ治安維持部隊と共に、正式なコソボ政府ができるまでの間、暫定的行政を担う国連コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)を設立した。
    
2008年6月、コソボ共和国の独立と新憲法の発効を受け、UNMIKは任務を変更(法の支配に係わる任務を終了)し、コソボにおける治安、安定の促進と人権の尊重を担当することになった。
ニュースINDEX.2020年12月下旬
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