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お水取り、今年もすでに春本番

2020年3月1日、奈良・東大寺二月堂で、お水取りが始まりました。

お水取りは、東大寺・二月堂で行われる修二会のことで、早春の風物詩。
お水取りが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
         
今年も春らしい気候の中、始まり、市民や観光客は、古都の風物詩を満喫しました。
     
*同日は最高気温が14℃超となり、初日は3年連続、暖かい1日となりました
     
【お水取り】
毎年3月1日から3月14日まで、奈良市の東大寺・二月堂で行われている、修二会(しゅにえ)のこと。
あるいは、13日未明に行われる「お水取り」行事そのものを指します。
     
古都・奈良を代表する風物詩で、これが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
     
修二会は、旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつ。
本尊に対し、悔過(けか、罪の懺悔告白)を行ないます
       
東大寺の修二会は、752年に始まったとされ、3月1日から14日までの2週間、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる行者が法要を行ないます。

お水取りの写真や映像でお馴染みの松明(二月堂の舞台で火のついた松明を振り回す)は、練行衆が登り廊を登るときの明かりとして、焚かれるものです。
    
なお、松明は、期間中、連日行われますが、12日には一回り大きな籠松明が使われます。

■お松明の時間
・3月1日~11日と13日…19時~
・3月12日…19時30分~
・3月14日…18時30分~

■場所・アクセス
東大寺・二月堂
奈良市雑司町406−1
・近鉄奈良駅から徒歩約20分
・各奈良駅からバスで、大仏殿春日大社前下車、徒歩約5分
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