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アメリカ、ベネズエラ民主化に提案

2020年4月10日、外務省が、ベネズエラへのアメリカの提案について、外務報道官談話を発表。
   
ベネズエラは、2013年にチャベス大統領が死去した後、治安の悪化が進み、さらにハイパーインフレーションや原油生産の減少などにより、経済が逼迫。
   
2018年には、周辺国への避難民が約220万人に達しました。
 
政治も、チャベス政権を継承するマドゥーロ大統領と野党との間で、激しい衝突が続き、現在では二人の大統領が存在する事態となっています。
 
2020年3月31日、アメリカがベネズエラ危機の解決への道筋として、「ベネズエラにおける民主的移行枠組み」を発表。
  
枠組みにおいて、国民議会の権限回復、制憲議会の解散、大統領選挙まで移行政府の役割を果たす「国家評議会」の創設、12ヵ月以内の大統領、国民議会選挙の実施を打ち出しました。
     
また、枠組みの受け入れと引き換えに、アメリカやEUが行っている制裁の解除を提案しています。
   
このアメリカの提案を受けての外務報道官談話。
  
日本は、ベネズエラにおいて民主主義が回復されることを強く求めており、今回のアメリカの提案に支持を表明しました。
ニュースINDEX.2020年4月中旬
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