旭川で開花、桜前線、まもなく終着駅へ
2020年5月3日、気象庁は、旭川で桜(エゾヤマザクラ)が開花したと発表。
平年より2日早く、昨年よりは2日遅い開花。
これにより、気象庁の観測地点で桜が開花していないのは、稚内、網走、釧路の3ヵ所だけとなりました。
*札幌より北の地域では、エゾヤマザクラが桜の標本木となっています
■エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)
北海道ではエゾヤマザクラと呼ばれていますが、本州ではオオヤマザクラと呼ばれることが多い桜です。
元々、日本に自生している桜の一つ。
寒さに強く、北海道を代表する桜です。
花は濃いピンク色で、ヤマザクラと同様、花の開花と同時に葉も展開します。
エゾヤマザクラの代表的な名所としては、二十間道路桜並木(北海道新ひだか町)があります。
かつて、ソメイヨシノの北限が北海道・札幌であったため、札幌より北ではエゾヤマザクラが桜の標本木となっています。
なお、現在では地球温暖化の影響で、北海道の最北端・稚内でもソメイヨシノが育ちます。
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