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長崎ルート、5つの整備方式を提案 2020年6月17日、国土交通省が佐賀県に対し、九州新幹線・長崎ルート整備に関する提案を行ないました。 九州新幹線・長崎ルートは、福岡市（博多駅）と長崎市（長崎駅）を結ぶ新幹線ルート。 正式名は九州新幹線・西九州ルートですが、一般的には長崎ルートと呼ばれています。 JR九州と長崎県はフル規格での建設を要望していますが、ルート上の佐賀県は在来線を残す方式での整備を要望し、対立。 建設計画がストップした形となっています。 6月17日、調整に入っている国土交通省が佐賀県に対し、5つの整備方式（対面乗換、スーパー特急、FGT、ミニ新幹線、フル規格）検討を提案しました。 【5つの整備方式】 ■対面乗換 新鳥栖～武雄温泉間は在来線特急、武雄温泉～長崎間はフル規格の新幹線とし、武雄温泉駅で「対面乗換」する整備方式。 ■スーパー特急 在来線で整備し、スーパー特急を運行させる方式。 ■FGT 標準軌でも、狭軌でも走行が可能な軌間可変電車（FGT：フリーゲージトレイン）を走らせる方式。 ■ミニ新幹線 軌間は標準軌（新幹線幅）、電車幅は在来線電車と同じミニ新幹線で整備する方式。山形新幹線や秋田新幹線と同じ方式。 ■フル規格 東海道新幹線や山陽新幹線、東北新幹線などと同じ方式。 軌間は標準軌（新幹線幅）、電車幅も通常の新幹線と同じ幅。 |
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