損害保険、純利益は14.4%減
2020年6月23日、金融庁が、主要損害保険会社の2020年3月期決算の概要を発表。
主要損害保険会社は、東京海上HD、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、SOMPOホールディングスの3グループの集計。
正味収入保険料は、前年比2.0%増の9兆9976億円。
経常利益は、前年比21.1%減の7140億円。
純利益は、前年比14.4%減の5253億円。
純利益の減少は、大規模な国内自然災害が2年連続で続いた影響や、有価証券売却益の減少などが要因です。
ソルベンシー・マージン比率(SM比率)は、747.3(%)。
*純利益は、親会社株主に帰属する純利益
*SM比率は、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和、損保ジャパン日本興亜の合算
■SM比率
保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標。
ソルベンシー・マージンは支払余力と訳され、予測を超えるリスクに対する各社の支払い能力を示すもの。
一般的には200%を超えていれば安全とみなされる。
ただし、200%を超えていたにも関わらず破綻した保険会社も多い
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