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ベラルーシ大統領選挙、憂慮と遺憾

2020年8月11日、外務省がベラルーシでの大統領選挙について、外務報道官談話を発表しました。
   
ベラルーシは、旧ソ連邦の国家(同時代の国名は白ロシア)。
     
ソ連崩壊で1991年に独立し、民主主義国家に生まれ変わりましたが、大統領となったルカシェンコ氏の下、再び独裁国家に戻っています。
 
8月9日、ベラルーシ大統領選挙の投開票が行われ、ベラルーシ中央選管が発表した暫定結果によると、ルカシェンコ現大統領が約80%を得票し再選する見込みとなりました。
 
有力対立候補と見られていたチハノフスカヤ氏の得票率は約10%でした。
 
この選挙結果は不正によるものと見られ、大統領選挙後に首都・ミンスクを含むベラルーシ各地において抗議活動が行われました。
 
治安部隊との衝突も発生し、約3千人が拘束され(当局発表)、死傷者も出ています。
 
この事態を受けての外務報道官談話。
    
多数の人々が拘束され、死傷者が発生したことに憂慮を表明。
また、選挙監視団の派遣が実現しなかったことに、遺憾の意を表明しました。
さらに、ベラルーシ当局に対し、民主主義の原則を確保すること、暴力を行使しないことを求めました。
ニュースINDEX.2020年8月中旬
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