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大阪市議会、特別区設置協定書を承認

2020年9月3日、大阪市議会が、特別区設置協定書を賛成多数で承認しました。
    
特別区設置協定書は、現在の大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する「大阪都構想」。
     
3日、大阪市議会で、大阪維新の会と公明党が賛成し、特別区設置協定書を承認しました。
  
市議会の承認を受け、今後、大阪市において特別区設置の可否を図る住民投票が行われます。
   
なお、2015年にも特別区設置の住民投票が行われましたが、反対多数となり、大阪都構想は否決されています。
  
【大阪都構想】
大阪市(24区)を廃止し、代わりに特別区を設置するという構想。
    
2重行政の解消を目的としたもので、かつて東京が東京府と東京市を廃止して、東京都と23の特別区になった前例を参考としています。
   
2015年5月17日、大阪市で特別区設置住民投票が行われ、反対多数となり、「大阪都」は実現しないことになりました。
 
この事態を受け、橋下大阪市長が同年に行われる市長選挙には立候補せず、政界を引退する意向を表明。
  
同年12月で、政界を引退しました。
      
その後、再び大阪維新の会が大阪都構想を打ち出し、2020年9月3日、大阪市議会で特別区設置住民投票の実施が決まりました。
 
*2015年の場合は5つの特別区を設置する案でしたが、2020年は4つの特別区に再編する案となっています

■2020・特別区の区域
・淀川区…現在の此花区、港区、西淀川区、淀川区、東淀川区
  
・北区…現在の北区、都島区、福島区、東成区、旭区、城東区、鶴見区
  
・中央区…現在の中央区、西区、大正区、浪速区、住之江区、住吉区、西成区
   
・天王寺区…現在の天王寺区、生野区、阿倍野区、東住吉区、平野区

■2015・特別区設置住民投票
・賛成…69万4844票
・反対…70万5585票(多数)
 
*投票率は66.83%
*大阪市選挙管理委員会発表、確定
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