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ベラルーシ、大統領就任式強行に遺憾

2020年9月25日、外務省がベラルーシの情勢について、外務報道官談話を発表しました。
   
ベラルーシは、旧ソ連邦の国家(同時代の国名は白ロシア)。
     
ソ連崩壊で1991年に独立し、民主主義国家に生まれ変わりましたが、大統領となったルカシェンコ氏の下、再び独裁国家に戻っています。
 
8月9日にベラルーシ大統領選挙が行われ、ルカシェンコ現大統領の当選が発表されましたが、選挙結果は不正によるものと見られ、大統領選挙後、各地で抗議活動が続いています。
     
さらに、9月23日に大統領就任式が強行され、政治的な混乱が激化しています。
 
この情勢を受けての外務報道官談話。
   
大統領就任式を強行したことに遺憾を表明するとともに、ベラルーシ当局に対して、市民の拘束や弾圧を直ちに停止するよう求めました。
  
また、法の支配と民主主義の原則を遵守して、国民的対話に取り組むよう求めました。
    
■ベラルーシ:最近の情勢
ベラルーシは、旧ソ連邦の国家(同時代の国名は白ロシア)。
     
ソ連崩壊で1991年に独立し、民主主義国家に生まれ変わりましたが、大統領となったルカシェンコ氏の下、再び独裁国家に戻っています。
    
2020年8月9日、ベラルーシ大統領選挙の投開票が行われ、ベラルーシ中央選管が発表した暫定結果によると、ルカシェンコ現大統領が約80%を得票し再選する見込みとなりました。
 
有力対立候補と見られていたチハノフスカヤ氏の得票率は約10%でした。
 
選挙結果は不正によるものと見られ、大統領選挙後、ベラルーシ各地において抗議活動が始まりました。
 
治安部隊との衝突も発生し、現在までに多数の死傷者が出ています。
 
また、平和的に抗議活動をしている市民も、多数拘束される事態となっています。
    
2020年9月23日、大統領就任式が実施され、これに反発する市民との間でさらに対立が激化しています。
ニュースINDEX.2020年9月下旬
★政治・国際
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