| ホーム |
|
日伊首脳会談、各課題での連携を確認 2021年3月19日、菅総理が、イタリアのドラギ新首相と電話による首脳会談を行いました。 ドラギ氏は欧州中央銀行（ECB）前総裁で、先月13日、イタリアの首相に就任しました。 外務省によると、会談は約20分間行われ、G20サミット、新型コロナウイルス肺炎、中国問題、北朝鮮問題などについて話し合いました。 G20サミットについては、今年の議長国であるイタリア・ドラギ首相が、人（people）、地球（planet）、繁栄（prosperity）の3つのPをテーマとして取り組んでいきたいと発言。 両首脳は、G20サミットの成功に向け、緊密に連携していくことで一致しました。 新型コロナウイルス肺炎（武漢肺炎）対策では、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成に向けて連携していくことを確認しました。 中国問題については、引き続き連携していくことで一致するとともに、香港・新疆ウイグル自治区の状況について深刻な懸念を共有しました。 北朝鮮問題では、拉致問題を含め、協力して対応していくことで一致しました。 ■イタリア・ドラギ首相誕生経緯 2021年1月26日、当時のコンテ・イタリア首相が辞任を表明しました。 辞任表明は、イタリア・ビバ（Italia Viva）党が連立政権から離脱し、議会で過半数の議席を確保できなくなったことに因ります。 コンテ首相の辞任表明を受け、2月3日、マッタレッラ大統領が欧州中央銀行（ECB）前総裁のマリオ・ドラギ氏に首相就任を要請。 要請を受け、ドラギ氏は各政党との政権協議を開始し、ほぼすべての政党から支持を得ました。 2021年2月13日、イタリア・ローマで宣誓式が行われ、ドラギ氏を首相とする挙国一致内閣が誕生しました。 |
|
|
 | |