日本ポーランド首脳会談、関係強化
2021年3月23日、菅総理が、ポーランドのモラヴィエツキ首相と電話による首脳会談を行いました。
外務省によると、電話会談は約20分間行われ、両国の協力関係、地域情勢(中国問題、北朝鮮問題)などについて話し合いました。
協力関係では、戦略的パートナーシップを更に強化することや、「V4+日本」の協力を一層推進していくことで一致しました。
さらに、経済・投資関係強化に取組むことで一致しました。
地域情勢では、菅総理が中国の東シナ海・南シナ海における一方的な現状変更の試み、また、香港・新疆ウイグル自治区の状況について深刻な懸念を表明。
これに対し、モラヴィエツキ首相がアジアにおける主要なパートナーは日本であると応じました。
更に、拉致問題を含む北朝鮮への対応についても、協力していくことで一致しました。
*V4(ヴィシェグラード4)…ポーランド(現議長国)、ハンガリー、スロバキア及びチェコによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。首脳、外相、高級事務レベルの対話に加えて、科学技術、第三国支援、防災、環境等の幅広い分野で「V4+日本」の協力が進められている。
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