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縄文遺跡群、世界遺産へ大きく前進

2021年5月26日、イコモスが世界遺産推薦中の「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、記載との評価を世界遺産委員会に勧告したことが明らかとなりました。
      
北海道・北東北の縄文遺跡群は、北海道と東北北部の各地にある縄文時代の遺跡。青森市の三内丸山遺跡など、17の遺跡からなる縄文遺跡群です。
   
5月26日、ユネスコ世界遺産センターから、イコモスの評価が日本政府に通知されました。
    
記載との評価により、7月16日から7月31日まで、オンライン上で開催される第44回世界遺産委員会で、世界遺産に登録される可能性が高くなりました。
     
*イコモス(国際記念物遺跡会議)…世界遺産委員会の諮問機関
*世界遺産委員会…ユネスコの世界遺産に関する委員会。世界遺産条約締約国総会で選出された21ヵ国からなり、決定は過半数の国の出席し、投票数の「3分の2以上」の賛成が必要
       
【世界遺産の評価】
評価は、以下の4つに分かれます。
1、記載…世界遺産一覧表に記載すべきもの。
   
2、情報照会…追加情報の提出を求めた上で、次回以降に再審議。
     
3、記載延期…より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの。
   
4、不記載…世界遺産の登録記載にふさわしくないもの。
       
*世界遺産委員会でも、同様の評価を行い、登録の可否を決定します
*委員会で不記載決議となった場合、例外的な場合を除き、再推薦は不可となります
ニュースINDEX.2021年5月下旬
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