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日本EU首脳協議、同盟関係を確認 2021年5月27日、菅総理がミシェル欧州理事会議長、ライエン欧州委員長とテレビ会議形式で首脳協議を行いました。 外務省によると、首脳協議（第27回日EU定期首脳協議）は約1時間行われ、協力関係、自由で開かれたインド太平洋、グローバルな課題、中国問題、北朝鮮問題について話し合いました。 協力関係では、WTO改革やデジタル分野においても連携していくことを確認しました。また、安全保障分野を含め、引き続き具体的協力を推進していくことで一致しました。 自由で開かれたインド太平洋では、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序をを損なう行動に対して、結束して声を上げていく必要があるという考えで一致しました。 グローバルな課題では、「日本EUグリーン・アライアンス」の立ち上げを発表し、気候変動対策、環境対策において、国際社会をリードしていくことで一致しました。 中国問題では、中国の一方的な現状変更の試みの継続・強化に、強く反対することで一致しました。また、香港情勢、新疆ウイグル自治区の人権状況について深刻な懸念を共有しました。 さらに、台湾海峡の平和と安定の重要性を確認するとともに、両岸問題の平和的解決を促すことで一致しました。 北朝鮮問題では、北朝鮮の大量破壊兵器、弾道ミサイルの廃棄に向けた安保理決議の完全な履行で一致しました。 また、菅総理が拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を求め、EUから支持を得ました。 ＊日本EUグリーン・アライアンス…2050年温室効果ガス排出実質ゼロを達成するための、日本とEUの同盟（協力・取り組み） |
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