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小売業、横ばい傾向

2021年5月31日、経済産業省が4月の商業販売額(商業販売統計速報)を発表。

4月の商業販売額は、45兆4890億円(速報値)。前年同月比、11.8%の増加となりました。
  
内訳は、卸売業が33兆2890億円(+11.7%)、小売業が12兆2000億円(+12.0%)。
    
経済産業省は、小売業の基調(景気判断)を「横ばい傾向にある」と判断しました。先月の「持ち直しの動きがみられる」から下方修正です。

*小売業は前年比、大幅増ですが、これは前年が武漢肺炎の影響で大幅減であったためです。今年の売上は一昨年より低い状況です

■商業販売額:2021年
・1月…41兆4430億円(-4.8%)
・2月…42兆1400億円(-3.3%)
・3月…50兆4780億円(+3.0%)
・4月…45兆4890億円(+11.8%)

■商業販売額:過去5年
・2016年…442兆2830億円(-3.9%)
・2017年…455兆9540億円(+3.1%)
・2018年…471兆5500億円(+3.4%)
・2019年…459兆9750億円(-2.5%)
・2020年…503兆1160億円(-9.5%)
*カッコ内は前年比
*増減率は、ギャップを調整するリンク係数で処理した数値
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