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損害保険、純利益は14.6％減 2021年6月15日、金融庁が主要損害保険会社の2021年3月期決算の概要を発表しました。 主要損害保険会社は、東京海上HD、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、SOMPOホールディングスの3グループの集計。 正味収入保険料は、前年比3.3％増の10兆310億円。 経常利益は、前年比10.4％増の7883億円。純利益は、前年比14.6％減の4486億円。 純利益の減少は、自然災害（雪害、福島県沖地震など）に因る保険金支払いや、海外事業での武漢肺炎に関係する保険金支払いが要因です。 ソルベンシー・マージン比率（SM比率）は、770.0（％）。 ＊純利益は、親会社株主に帰属する純利益 ＊SM比率は、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和、損保ジャパン日本興亜の合算 ■SM比率 保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標。 ソルベンシー・マージンは支払余力と訳され、予測を超えるリスクに対する各社の支払い能力を示すもの。 一般的には200％を超えていれば安全とみなされる。ただし、200％を超えていたにも関わらず破綻した保険会社も多い |
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