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グテーレス事務総長の再任、祝意

2021年6月18日、菅総理がアントニオ・グテーレス国連事務総長の再任を受け、祝意を表する書簡を発出しました。
   
国連事務総長は国連事務局の代表であるとともに、国連の最高職に位置します。安全保障理事会の推薦(勧告)を受けて、国連総会によって任命されます。
   
事務総長の資格について国連憲章に規定はありませんが、暗黙のルールで、地域バランスから4大陸(ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカ大陸)の持ち回りとなっています。
   
また、権力の独占を防止するため、大国(常任理事国を含む)からは選出しない決まり(暗黙のルール)で、問題がなければ2期10年を担当します。
   
2017年からはポルトガルの元首相であるグテーレス氏(ヨーロッパ大陸枠)が、国連事務総長を務めています。
   
グテーレス氏の任期(1期目)が2021年末までのため、6月18日、国連総会において、グテーレス国連事務総長を再任する決議が採択されました。
  
これにより、グテーレス氏は2022年1月1日から、さらに5年間(2期目)、国連事務総長を務めることになりました。
    
この再任を受けての、菅総理の祝意書簡の発出。
   
菅総理は書簡の中で、グテーレス事務総長の仕事を高く評価することを伝えるとともに、国連改革に向けての指導力に期待を表明しました。
   
また、日本は一層緊密に協力する考えであることも伝えました。
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