伊豆山土石流、死者22名
2021年7月27日、静岡県が伊豆山(静岡県熱海市)で発生した土石流の被害状況を発表しました。
梅雨前線が7月1日から3日にかけて、西日本から東日本の太平洋側に停滞、記録的な大雨となりました。
72時間(1日〜3日)の雨量は、神奈川県の箱根で805.5ミリ、静岡県の天城山で569.0ミリ、静岡県の御殿場で560.0ミリを記録しました(気象庁の観測値)。
この大雨により、7月3日の10時半頃、静岡県熱海市の伊豆山で土石流が発生しました。
土石流は、伊豆山の標高約390m地点から発生し、延長約1㎞、幅約120mの範囲が被災。建物131棟(216名)が流されるなどの被害を受けました。
静岡県によると、27日時点で土石流により22名の死亡が確認されました。負傷者は28名です。
また現在、6名が行方不明となっています。
*人的被害や家屋被害については、引き続き確認作業が続いています。警察、消防、自衛隊(災害派遣)による救助活動も続いています
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