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ニホニウムの日

2016年11月30日、IUPAC(国際純正・応用化学連合)が原子番号113番の元素名を「ニホニウム」とすることを認定しました。
     
原子番号113番の元素は、理化学研究所の森田浩介グループが合成に成功した、自然界には存在しない新元素。
    
元素は発見者に命名権があり、森田グループは日本に因む「ニホニウム」という名前を提案しました。
      
これを受け、2016年6月8日、IUPACがこの名前を「元素名の案」として、世界に公表。5ヵ月の審査期間を経て、反対意見などがなければ、正式に元素名となることが決まっていました。
   
結果、反対意見などは無く、2016年11月30日、日本に因む元素名「ニホニウム」が誕生しました。元素記号は「Nh」です。
       
この偉業を受け、元素を合成した理化学研究所の施設が所在する埼玉県和光市は、和光市駅から理化学研究所までの道(1.1km)を「ニホリウム通り」と命名しました。
    
*IUPAC(国際純正・応用化学連合)…国際化学標準化組織。50ヵ国を超える国の科学者組織が参加している国際機関。本部はスイス・チューリッヒ
 
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