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お水送り(おみずおくり)

毎年3月2日に、福井県小浜市の神宮寺と鵜の瀬(うのせ)で行われている、奈良・東大寺へお水(香水)を送る神事。
   
毎年3月1日から3月14日まで、奈良市の東大寺・二月堂において、お水取りと呼ばれる修二会(しゅにえ)が行われます。
      
この東大寺・二月堂の修二会では、3月13日の午前1時頃、二月堂にある若狭井と呼ばれる井戸から、本尊に供えられたり、供花の水として用いられたりする、香水をくむ行事(お水取り)が行われます。
     
このお水取りに使われる香水を、若狭から送る神事がお水送りです。毎年3月2日に小浜市神宮寺で香水を汲み上げ、松明行列とともに約2km離れた「鵜の瀬」に運び、送水神事が行われます。
   
なお、送水神事により送られた香水は、10日掛かって、東大寺・二月堂の若狭井に届くとされています。
         

  
由来
 
752年、東大寺・二月堂が建立され、全国から神を招き、修二会が行われました。このとき、若狭の遠敷明神は漁で忙しかったため、修二会に遅刻してしまいました。遠敷明神は遅刻のおわびとして、二月堂の本尊に供える香水を「若狭から送る」と約束しました。
   
この云われに因む神事です。云われは、古代における奈良(都・朝廷)と若狭地方の強い結びつき(同盟関係)を表すものであると推測されています。


  
開催日時
 
  毎年3月2日

・神事…11時~22時
 
*お水送りの行事は18時~


  
場所・アクセス

  神宮寺と鵜の瀬(福井県小浜市)

・JR「小浜駅」下車、臨時送迎バス乗車


  
ホームページ
 
  若狭おばま観光協会
 
*参考…福井県・お水送り、福井県観光協会・お水送り、小浜市・お水送り、東大寺・修二会


お水送り
画像:©福井県観光連盟


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