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正倉院展(奈良国立博物館)

毎年秋に、奈良国立博物館で開催される特別展覧会。
     
天平文化を今に伝える正倉院宝物のうち、毎年、数十点が公開されます。2023年で75回目。
    
正倉院には現在、整理済みのものだけでも約九千点の宝物があります。展示はそのうちのわずか数十点だけであるため、毎年違った宝物が展示され、毎年訪れるファンも多数です。
     

 
開催日時
 
 毎年秋(9時~18時)
*金、土、日、祝日は20時まで
*2023年は10月28日~11月13日です
      

 
場所・アクセス
 
 奈良国立博物館(奈良市登大路町50番地)
 
・近鉄奈良駅から東へ、徒歩約15分。

・JR奈良駅から市内循環バス外回りで、氷室神社・国立博物館バス停下車すぐ。
 
*近鉄奈良駅からもバスが出ています
      

 
観覧料金
 
 一般…2000円

 大学生、高校生…1500円

 中学生、小学生…500円
 
*事前予約制の「日時指定券」の購入が必要です
     

 
見どころ
 
・天平文化(奈良時代)を今に伝える正倉院宝物が唯一、この時期に公開されます。
       
・正倉院には約九千点の宝物があり、そのうち、毎年わずか数十点の公開ですから、その年の公開を逃すと、一生、二度と見ることができない宝物も多数です。
     
・正倉院宝物は宮内庁の管理する皇室御物のため、文化財保護法による国宝・重要文化財の指定の対象外。そのため、国宝に指定されていませんが、紛れもなく「国宝」です。
       

 
注意
  
・奈良国立博物館の入館は、閉館の30分前まで。見学時間を入れると、1時間以上前に入館することをお勧めします。
     
・奈良国立博物館に専用の駐車場はありません。また、周辺に駐車場はありますが、正倉院展期間中は大変混雑します。電車での来館をお勧めします。
      
・奈良県内は全国的に宿泊施設が少ないことで有名です。奈良で宿泊を予定される方は、早めの宿泊予約をお勧めします。なお、大阪(大阪から奈良市までは電車で約30分)で、宿泊を予定されている方もお早めの宿泊予約を。
       

 
正倉院とは
 
奈良時代から平安時代の官庁や大寺には、重要物品を納める倉庫・正倉が設けられていました。そして、いくつもの正倉が集まっている場所を、正倉院と呼んでいました。
         
正倉院自体は多数、存在していたのですが(奈良、平安時代)、現存しているのは東大寺だけとなりました。そのため、正倉院といえば、東大寺の正倉院を指す言葉となりました。
     
東大寺の正倉院は、8世紀の中頃、光明皇后が聖武天皇の御冥福を祈り、数百点を超える愛用品などを東大寺に奉献したことに始まります。その後、多数の品々が奉献され、現在、整理済みのものだけでも約九千点の宝物が保管されています。
          
そのほとんどのものが奈良時代(8世紀の遺品)のものであり、大陸(インド、イラン、ギリシャ、ローマ、エジプト、中国など)から舶載されたもの、我が国で製作された美術工芸品や文書などです。
        
とくに注目されるのは、西方的色彩が濃厚なことで、そのため「正倉院はシルクロードの終着点である」という言葉もあります。

なお、この正倉院は朝廷の監督の下、東大寺によって管理されてきましたが、現在は宮内庁の所管となっています。
       

 
ホームページ
 
  奈良国立博物館

*参考…宮内庁・正倉院について
 
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