おわら風の盆
毎年9月1日から3日に、富山県富山市八尾(やつお)地域で行われている祭り。
越中おわら節の哀調を帯びた旋律にのって、踊り手たちが情緒のある八尾の町を練り歩きます。例年、この3日間に30万人の観光客が訪れます。
おわら風の盆は風を鎮めるための踊りとされ、300年の歴史を持ち、旧町と呼ばれる11の地区で行われています。
また、2日、3日、4日の朝には越中八尾駅のホームで、始発電車を見送る「見送りおわら」が行われます。8月20日から8月31日まで、前夜祭が行われます。
見どころ・注意
▮ 風情のある街並み
風情のある街並みで、おわら節の哀調を帯びた旋律にのって、艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊りが繰り広げられます
中でも、諏訪町本通り(駅から徒歩約30分)は美しい石畳と江戸時代からの家屋が並ぶ情緒のある町並みで、「日本の道100選」にも選ばれています。
おわらが行なわれていなくても、十分、観光が満喫できる場所です。この風情のある通りが「ぼんぼりの灯り」で幻想的な光景となります。
▮ 雨天中止
雨になった場合、踊りは中止となります。
▮ 予約はお早めに
大変な人気となっているため、地元のホテルや宿は1年前に予約する必要があります。
▮ 公共交通機関のご利用を
駐車場(富山市八尾スポーツアリーナ駐車場、八尾ゆめの森テニスコート駐車場)はありますが、満車となることが予想されます。公共交通機関(JRまたは路線バス)のご利用を。
前夜祭
8月20日~8月30日に、前夜祭が行われます。毎晩(20時~22時)、1町内が輪踊りや町流しなどを行います。なお、雨になると中断されます。
*2024年の前夜祭は中止です
見送りおわら
2日、3日、4日の早朝、越中八尾駅のホームで踊り、始発電車を見送る「見送りおわら」が行われます。元々、9月4日朝にのみ行なわれていましたが、その後、9月2日、3日にも行われるようになりました。
また、多数の観光客が詰めかけるようになり、ホームでは無く、駅前で行われたこともありましたが、現在では2日、3日、4日の早朝、越中八尾駅のホームで始発(富山行と猪谷行)に合わせ、行われています。
踊りは、駅にもっとも近い福島地区が行なっています。
なお、安全確保のため、見送りおわらの時間帯は、入場券での駅構内入場はできません。さらに、始発電車に乗車できる乗客数も制限されます。このため、見学は電車に乗車するか、駅の外からホームを眺めることになります。
開催日時
毎年9月1日~3日
・1日、2日…17時~23時
・3日…19時~23時
場所・アクセス
富山市八尾町(旧町と呼ばれる11の地区)
・JR高山本線「越中八尾駅」下車、徒歩16分~40分。
*富山駅から越中八尾駅までは、JR高山線で25分
*中心となるのは、八尾曳山展示館~祐教寺で、駅から約2キロ(徒歩約30分)。
*旧町の11地区…東新町、西新町、諏訪町、上新町、鏡町、東町、西町、今町、下新町、天満町、福島
ホームページ
越中八尾・おわら風の盆
*参考…おわら風の盆行事運営委員会・おわら風の盆、富山市・おわら風の盆
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画像:©富山県観光連盟 |
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画像:©富山県観光連盟 |
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