柳井金魚ちょうちん
毎年夏、山口県柳井市の白壁の街に、金魚の形をした提灯が飾られるイベント。
金魚ちょうちんは、江戸時代の終わり(幕末)、柳井の商人が青森ねぶたをヒントにして、子供たちのために作り出された提灯。山口県柳井市の民芸品です。
金魚の型をした提灯で、色付けは伝統織物「柳井縞」の染料が用いられています。毎年7月末から8月には、風情のある白壁の街に約2千個の金魚ちょうちんが吊るされます。
毎年8月13日には柳井金魚ちょうちん祭りが開催され、金魚ねぶたや金魚ちょうちん踊りが行われます。柳井金魚ちょうちん祭りは、2023年で32回目です。
見どころ・注意
見どころは「柳井白壁の町並みと軒先に吊るされる金魚ちょうちん」の情緒のある光景。
柳井の白壁の町並みは、柳井市の古市・金屋地区にある「江戸時代の商家が立ち並ぶ」約200mの町筋です。
江戸時代、岩国吉川藩の御納戸と呼ばれ、瀬戸内海屈指の商都として繁栄した街並みが現存しています。妻入形式、本瓦葺、入母屋型の屋根、白漆喰・土蔵作りの商家の家並が続き、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
開催日時
毎年夏(7月末~8月の19時〜22時)
*2022年は8月6日〜31日。8月6日に点灯式が、8月13日に本祭り(金魚ねぶたの展示)が行われます。練り歩きや金魚ちょうちん踊りは中止です
場所・アクセス
JR柳井駅~白壁の町並み一帯(山口県柳井市)
・JR柳井駅より徒歩1分
ホームページ
柳井市観光協会
*参考…柳井市・柳井金魚ちょうちん
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柳井金魚ちょうちん:©山口県 |
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