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資金循環統計

資金循環統計は「1つの国(日本)の中で行われている金融取引や保有されている金融資産・負債」を、経済主体(家計、企業、政府、金融機関、非営利団体)ごとに記録したもの。

個々の経済主体が経済活動を行えば、その裏には現金、預金など、さまざまな形の金融取引が伴います。また、実物の取引が存在しない場合でも、経済主体が保有する金融資産・負債の内容が変化することもあります。資金循環統計は、こうした国の資金の動き(循環)を示すものです。

日本では、日本銀行が1954年分から作成しています。現在では四半期毎、当該四半期の約3ヵ月後に速報が、約6ヵ月後に確報が公表されます。

なお、日本の資金循環統計は「国際基準である国民経済計算の体系」や「国際通貨基金(IMF)が定めた金融統計マニュアル」に準拠し、作成されています。


 
日本の金融資産:2022年6月末
   
金融資産…8991兆円
  
金融負債…8540兆円
  
ネット金融資産…451兆円


▮ 内訳(部門別)

 個人…資産2007兆円、負債373兆円

 企業…資産1307兆円、負債1965兆円

 政府…資産741兆円、負債1426兆円

 金融機関…資産4870兆円、負債4746兆円

 非営利団体…資産66兆円、負債31兆円

  
*2022年6月末時点。1兆円以下を四捨五入

*ネット金融資産…金融資産ー金融負債

*海外資産は1329兆円、海外負債は885兆円

*個人は、家計(自営業者を含む)

*企業は、金融仲介機関を除く民間企業(非金融法人)。企業負債のうち1050兆円は株式

*政府は、地方公共団体も含む
  

風景
日銀大阪支店


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