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和歌山市の断水、復旧

2021年10月10日、和歌山市で発生していた断水が、同日20時頃に復旧(断水解消)しました。
   
和歌山県の県庁所在地である和歌山市は、紀の川の河口に位置します。
   
10月3日、紀の川の左岸(南側)にある浄水場から、右岸(北側)に水を送るための六十谷(むそた)水管橋が崩落しました。
   
水管橋の崩落により、紀の川右岸に送水することができなくなり、右岸の6万戸が断水する事態となりました。
    
この事態を受け、和歌山市は近くの橋に仮設バイパス管(送水管)を設置し、右岸地域に送水する応急措置を決め、6日から工事を始めました。
   
10月9日、応急復旧工事が終わり、送水を開始。順次、給水が再開し、10月10日20時に断水していたすべての地域において、水道水(飲料水)が復旧(断水解消)しました。
  
なお、仮設バイパス管(送水管)を設置された六十谷橋は、全面通行止めとなっています。
   
このため、下流にある紀の川大堰管理橋の入口(交差点)で渋滞が発生しています(朝のラッシュ時は数百メールの渋滞)。現在、和歌山市は迂回の検討や時差出勤を呼びかけています。
   
*崩落原因は現在、調査中ですが、橋の吊り材(鉄の)腐食の可能性が高くなっています(市長の会見)
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