叡王戦、藤井2冠がタイトル獲得に王手
2021年8月9日、将棋の叡王戦・第3局が行われ、藤井聡太2冠(棋聖、王位)が豊島将之叡王に勝利、タイトル獲得に王手をかけました。
叡王戦(えいおうせん)は、将棋の8大タイトル戦(竜王戦、名人戦、叡王戦、王位戦、王座戦、棋王戦、王将戦、棋聖戦)のひとつ。
今年は豊島叡王(竜王との2冠)に、藤井2冠が挑みます。
第1局は藤井2冠が勝利、第2局は豊島叡王が勝利し、第3局が8月9日に愛知県名古屋市の料亭「か茂免」で行われました。
第1局、第2局と同様、序盤で角を交換する「角換わり」となった第3局は、序盤から中盤にかけて角換わりの定石どおりに進みました。
その後、先に角を使った藤井2冠が優位に立ち、121手で勝利。対戦成績を2勝1敗とし、タイトル獲得に王手をかけました。
叡王戦は、叡王または挑戦者が3勝した時点でタイトル戦の勝者となります(最大5局)。第4局は、8月22日に愛知県名古屋市の「名古屋東急ホテル」で行われます。
なお、藤井2冠は現在、豊島竜王・叡王と王位戦(現時点で藤井王位の2勝1敗)も戦っています。
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