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平常の状態、12月まで続く

2021年8月11日、気象庁がエルニーニョ監視速報を発表しました。

エルニーニョ監視速報は、大平洋赤道域・東部の海洋の状況です。
   
7月のエルニーニョ監視海域は、基準値より0.2℃低い海面水温となりました。
   
気象庁は現在、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない「平常の状態である」と判断しました。
     
今後の見通しについては、12月にかけて平常の状態が続く可能性が高い(60%)と予想しました。

■海面水温・基準値との差
・2021年3月…-0.6℃(-0.6℃)
・2021年4月…-0.8℃(-0.5℃)
・2021年5月…-0.5℃(-0.4℃)
・2021年6月…-0.1℃
・2021年7月…-0.2℃

*過去5ヵ月
*カッコ内の数値は、5ヵ月移動平均値
*気象庁では、海面水温の5か月移動平均値が、+0.5℃以上となった場合をエルニーニョ現象、-0.5℃以下となった場合をラニーニャ現象としています(速報の場合)
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