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尖閣諸島周辺、領海侵犯が続く

2021年9月7日、2010年に発生した中国漁船衝突事件から11年目となりました。
   
中国漁船衝突事件は、2010年の同日、中国漁船が尖閣諸島沖の日本の領海に侵入した上、駆け付けた日本の巡視船に体当たりを行なった事件です。
   
11年経った現在も、尖閣諸島周辺では中国海警局所属の船舶などによる領海侵犯が続いています。
    
■中国当局による領海侵犯(2021年)
・2021年1月…6隻
・2021年2月…14隻
・2021年3月…6隻
・2021年4月…10隻
・2021年5月…14隻
・2021年6月…16隻
・2021年7月…10隻
・2021年8月…12隻
    
*中国当局…中国海警局所属の船舶(のべ数)
*海上保安庁発表
   
■中国漁船衝突事件
2010年9月7日、中国漁船が尖閣諸島沖の日本の領海に侵入した上、駆け付けた日本の巡視船に体当たりを行なった事件。
     
2010年9月7日、尖閣諸島付近の海域をパトロールしていた巡視船「みずき」が、中国籍の漁船が日本の領海で違法操業しているのを発見。
    
中国漁船は、逃走時に巡視船「よなくに」と「みずき」に体当たりを行い、2隻を破損させました。
     
海上保安庁は、中国漁船の船長を公務執行妨害で逮捕しましたが、9月25日、政府の意向を受け、那覇地方検察庁は中国人船長を処分保留で釈放しました。
   
この処分を受け、国内からは政府(当時は民主党政権)に対する批判が殺到。その後、非公開となっていた漁船衝突時の動画が、YouTube上に流出する事態となりました。
  
また、中国漁船の領海侵入を受け、地元・沖縄県石垣市は、尖閣諸島が日本固有の領土であることを国際社会に示し、啓発を図るため、条例(2010年12月17日成立)により「尖閣諸島開拓の日」を定めました。
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