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レバノンの新内閣発足、歓迎

2021年9月13日、外務省がレバノンの新内閣発足について、外務報道官談話を発表しました。
    
レバノンでは、昨年8月のベイルートでの大規模爆発を受け、当時の内閣が総辞職。その後1年以上にわたり組閣できない状態が続いていました。
    
今年7月、アウン大統領がナジーブ・ミカーティ氏を首相候補の指名。ミカーティ氏はレバノン各派と協議を続け、9月10日に組閣案を大統領に提出し、承認されました(ミカーティ氏を首相とする新内閣発足)。
   
このレバノンの新内閣発足を受けての外務報道官談話。
   
新内閣発足に歓迎を表すとともに、レバノンの政治的安定実現に期待を表明しました。
   
■レバノンの大規模爆発(2020年)
2020年8月4日18時過ぎ(現地時間)に発生した、レバノンの首都・ベイルートにある港湾施設での大規模爆発。
   
ベイルートの半分が被害を受け、200名以上が死亡、7000名以上が負傷、30万人以上が被災しました。
 
爆発の原因は、港湾施設内の倉庫に保管されていた約2750トンの硝酸アンモニウムが、6年間、放置状態(杜撰な管理の下)で置かれていたことに因ります。
 
この大規模爆発を受け、政府に対する批判が高まり、大規模反政府デモが発生。内閣が総辞職する事態となりました。
   
*硝酸アンモニウム(NH4NO3)…一般的には硝安(しょうあん)と呼ばれ、化成肥料の窒素や、火薬・爆薬の原料となっています。衝撃などにより爆発することもあるため、輸送や保存には船舶安全法や消防法による規制があります
ニュースINDEX.2021年9月中旬
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