核兵器廃絶決議案、委員会で採択
2022年11月1日、外務省が核兵器廃絶決議案の国連総会・第一委員会での採択について、外務大臣談話を発表しました。
10月31日、ニューヨークで開催中の国連総会・第一委員会で、日本が提出した核兵器廃絶決議案が139ヵ国の支持を得て採択されました。
反対票を投じたのは、中国、北朝鮮、ロシア、シリア、ニカラグア、南アフリカの6ヵ国のみでした。
核兵器廃絶決議案は「核兵器のない世界」の実現に向け、現実的な取組が必要があるとし、核兵器の不使用の継続や透明性の向上、軍縮・不拡散教育の重要性などを国際社会に呼びかけるものです。
この採択を受けての外務大臣談話。
採択を歓迎するとともに、核兵器のない世界の実現に向けて、粘り強く努力を重ねていく考えを表明しました。なお、決議案は12月上旬の国連総会本会議において、採決にかけられる予定です。
決議案に対する採択結果
・賛成…139
・反対…6(中国、北朝鮮、ロシア、シリア、ニカラグア、南アフリカ)
・棄権…31
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