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スナク・イギリス新首相と連携を確認 2022年11月4日、岸田総理がイギリスのリシ・スナク新首相と電話による首脳会談を行いました。 先月（10月）25日、リシ・スナク前財務相がイギリス首相に就任しました。今回が初の首脳会談です。 外務省によると、電話会談は約20分間行われ、両国の連携強化を確認しました。 また、ロシア制裁とウクライナ支援を維持・強化していくことや、拉致問題を含む北朝鮮への対応についても連携していくことを確認しました。 スナク・イギリス首相誕生まで 2022年7月7日、ボリス・ジョンソン首相（当時）が辞任を発表しました。辞任は武漢肺炎感染が拡大している中でパーティを行なったことや、痴漢行為を行なった人物の保守党幹部への登用について、党内から批判が続出。多数の閣僚が辞任する事態となったため。 この辞任表明を受け、与党「保守党」の党首選挙がスタートしました（保守党の党首＝首相）。 党首選はトラス外務大臣とスナク前財務相の決選投票となり、9月5日、トラス外務大臣が勝利、保守党の新党首となりました。翌6日、トラス外務大臣がイギリス首相に就任しました。 就任後、トラス首相は大型減税を打ち出すも、国民や市場、与党の議員から批判が殺到しました。 減税はエネルギーや食料の高騰から高くなっているインフレ率（＋10％）や財政をさらに悪化させる事態となるため、庶民は生活がさらに苦しくなります（減税は金持ちや企業には大きな利益）。 トラス政権は大型減税策を撤回しますが、人気は回復せず、10月20日、トラス首相が辞任を表明。保守党の党首選が行われ、10月24日、スナク前財務相が勝利、新たな保守党党首となりました。 翌25日、スナク前財務相がイギリスの首相に就任しました（保守党の党首＝首相）。 |
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