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損害保険、中間純利益は93.7%減

2022年12月16日、金融庁が主要損害保険会社の2022年9月期決算(中間決算)の概要を発表しました。

主要損害保険会社は、東京海上ホールディングス、MS&ADホールディングス、SOMPOホールディングスの3グループの集計。
   
正味収入保険料は、前年比16.7%増の6兆4785億円。経常利益は、前年比90.4%減の708億円。中間純利益は、前年比93.7%減の329億円。
      
中間純利益の減少は、国内自然災害や武漢肺炎に関する保険金支払いが要因です。
 
ソルベンシー・マージン比率(SM比率)は、759.0(%)。
      
*純利益は親会社株主に帰属する純利益

*SM比率は東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和、損保ジャパン日本興亜の合算
      

 
SM比率
 
保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標。ソルベンシー・マージンは「支払余力」と訳され、予測を超えるリスクに対する各社の支払い能力を示すもの。
      
一般的には200%を超えていれば安全とみなされる。ただし、200%を超えていたにも関わらず破綻した保険会社も多い
  
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