浅草寺の羽子板市、年の暮れの風物詩
2022年12月17日、東京・台東区の浅草寺境内で、年末の風物詩「羽子板市」が始まりました。
羽子板市は毎年12月17日から19日まで、浅草寺境内で開催されている羽子板の市。販売されている羽子板は「押絵羽子板」と呼ばれるもので、「厄払い、魔除けの縁起物」となっています。
17日、好天の下、今年の羽子板市が始まりました。なお、17日夜から18日午前中にかけて、東京は雨の天気となる予報です。
羽子板市:浅草寺
毎年12月17日から19日に、東京・台東区の浅草寺境内で開かれている、羽子板の市。
年末の風物詩となっており、多くの人で賑わいます。販売されている羽子板は、有名人物、人気タレント、スポーツ選手が描かれている「押絵羽子板」と呼ばれるものです。
羽子板市は、浅草寺以外でも行われていますが、もっとも有名で年末の風物詩となっているのが、浅草寺で行われている羽子板市です。羽子板市の代名詞となっています。
▮ 羽子板
長方形で柄のある板。羽根突きに用いる遊具の羽子板と、飾り羽子板に分かれます。室町時代に羽根突きの遊具として用いられていた羽子板が邪気を跳ね返す板として、「厄払い、魔除けの縁起物」となり、女の子に贈る風習が出来ました。
江戸時代中期になると、現在、羽子板市で売られている「押絵羽子板」が作られ、江戸末期からは歌舞伎の役者絵が画題となり、現在では有名タレントやその年に活躍された人物も画題となっています。
*羽子板でつく「おい羽根」が害虫を食べる「トンボ」に似ているため、悪い虫がつかないとされ、縁起物になったといわれています
▮ 開催日時
12月17日~19日(9時頃~21時頃)
▮ 場所・行き方
浅草寺境内(東京・台東区浅草)
・東武伊勢崎線「浅草駅」下車、徒歩5分
・東京メトロ銀座線「浅草駅」下車、徒歩5分
・つくばエクスプレス「浅草駅」下車、徒歩5分
・都営地下鉄浅草線「浅草駅」下車、徒歩7分
*参考…浅草寺・羽子板の市、東京都・羽子板市
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