くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
ウクライナ、大統領と電話首脳会談

2022年2月15日、岸田総理が、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話による首脳会談を行いました。
   
外務省によると、電話会談は約30分間行われ、ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高まっている状況について話し合われました。
   
岸田総理が、ウクライナの主権、領土一体性を一貫して支持しており、ロシアによる一方的な現状変更は断じて認められないことを伝えました。
   
両首脳は、外交努力による緊張緩和に向けて連携していくことで一致しました。
  
また、岸田総理はウクライナ側の要望を踏まえ、1億ドル規模の借款による支援を用意していることも伝えました。
   

    
▮ ウクライナの情勢
   
ウクライナは、東にロシア、西にハンガリー、ポーランド、ルーマニア、北にベラルーシ、南は黒海に面する東ヨーロッパの国。主な民族はウクライナ人(78%)とロシア人(17%)です。
   
1991年、ソ連邦崩壊により独立し、民主主義国家となるも、民族対立(ウクライナ人とロシア人)が続いています。また、ウクライナにいるロシア人をロシアが支援し、ウクライナとロシアの対立ともなっています。
   
現在、ウクライナの国境周辺地域(ロシアとベラルーシとの国境)では、ロシア軍の増強により緊張状態が高まっています(ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高くなっています)。
    
民主主義国家となったウクライナは、西側(EU)の一員になることを望んでいますが、ウクライナとロシアの国境からロシアの首都・モスクワまでの距離は約500kmです。ウクライナが西側の一員になると、ロシアは俗に「首にナイフを突きつけられた形」となります。それを阻止するための侵攻とみられています
ニュースINDEX.2022年2月中旬
★政治・国際
『ウクライナ』
風景
    ページのトップへ