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ウクライナ情勢、英国と連携を確認

2022年2月16日、岸田総理が、イギリスのボリス・ジョンソン首相と電話による首脳会談を行いました。
   
外務省によると、電話会談は約25分間行われ、ウクライナ情勢や両国関係について話し合われました。
   
ウクライナ情勢については、ウクライナの主権及び領土の一体性に対する一貫した支持を確認し、力による一方的な現状変更は断じて認められないこと、緊張緩和に向けて外交努力を続け、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
    
両国関係では、「自由で開かれたインド太平洋」の推進のための協力強化、日英円滑化協定交渉や防衛装備・技術移転協力を含む安全保障・防衛分野の協力深化などを確認しました。
   

    
▮ ウクライナ情勢
   
ウクライナは、東にロシア、西にハンガリー、ポーランド、ルーマニア、北にベラルーシ、南は黒海に面する東ヨーロッパの国。主な民族はウクライナ人(78%)とロシア人(17%)です。
   
1991年、ソ連邦崩壊により独立し、民主主義国家となるも、民族対立(ウクライナ人とロシア人)が続いています。また、ウクライナにいるロシア人をロシアが支援し、ウクライナとロシアの対立ともなっています。
   
現在、ウクライナの国境周辺地域(ロシアとベラルーシとの国境)では、ロシア軍の増強により緊張状態が高まっています(ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高くなっています)。
    
民主主義国家となったウクライナは、西側(EU)の一員になることを望んでいますが、ウクライナとロシアの国境からロシアの首都・モスクワまでの距離は約500kmです。ウクライナが西側の一員になると、ロシアは俗に「首にナイフを突きつけられた形」となります。それを阻止するための侵攻とみられています
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