パスポート、2021年の発行は53%減
2022年2月19日、外務省が2月20日の旅券の日に合せ、2021年の旅券統計を発表しました。
2021年に新たに発行された一般パスポートは、前年比53.1%減の約63万冊。
大幅な減少は、世界中で武漢肺炎が蔓延し、海外渡航者が減少したことに因ります。これにより、2021年末時点の有効パスポートは約2440万冊となりました。
また、2021年のパスポート紛失・盗難件数は、前年比49.4%減の約6千件。このうち、約8割が日本国内において発生しています。パスポートの保管に、ご注意を。
【旅券の日】
毎年2月20日。
外務省が1998年に定めた記念日です。パスポート(旅券)についての理解と関心を深めるため、設定されました。
2月20日は、旅券という言葉が初めて法令上(海外旅券規則)使われた、1878年の2月20日に因みます。
近年、パスポートが盗難にあったり、紛失する事件が多数、発生しています。外務省は、同日にパスポートがきちんと保管されているか、また、期限切れしていないか、確認するよう呼びかけています。
▮ 旅券(パスポート)
国際的身分証明書。海外で何かが起こったときには、その国の政府に対して、必要な保護と援助を与えるよう要請する公文書でもあります。
*参考…外務省・旅券の日
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